親になる「権利」は存在しない
女性ホルモンはオオサカ堂! 招待コード P69Q4L2M 人は、自分の身体について決定する権利を持っている。 リプロダクティブ・ライツ、すなわち生殖に関する自己決定権は、近代以降、フェミニズムや人権思想の中で最も大切にされてきた原則のひとつだ。避妊、中絶、不妊治療、そして出産。 これらはすべて、個人の身体と人生に深く関わる問題であり、国家や社会がこれを強制することは原則として許されない。だが、ここに見落としてはならない倫理的空白がある。産むことは自由だ。 しかし、産まれることは選べない。 つまり、産む側は自己決定できても、産まれる側は一切の自己決定を持ち得ない。 この非対称性をどう考えるかが、…
2025/05/30 16:39