人の寿命と人類の黄昏
「生きてる間にどれだけ良い想いをして、死というゴールまで無事逃げ切れるかどうか?」が人生の勝ち組を目指す人々の『関心の中心』を成しているように思います。 「どんな生き様であってもテクニカルに健康で長生きしたヤツが勝ち! 早く死んだ方が負け!」てな発想がです。 むやみに死に急ぐ必要はもちろんありません。 でも、そういう世俗的な成功哲学としての『健康』ってモノを至上の価値だと信じる気にはどうしてもなれないのです。 ここでいう世俗的な成功哲学としての『健康』とは「人生80年のゴールを社会的な勝者として迎えたい!」という欲望の行き着く果てのことです。 ある意味それが唯物論の極北です。 コロナ禍以前は、…