「しなやか」という言葉の強さを教えてくれたのは、画家の東山魁夷だった。

「しなやか」という言葉の強さを教えてくれたのは、画家の東山魁夷だった。

いちばん好きな日本語を一つだけ選べと言われたら「しなやか」をあげるかもしれません。想いかえせば、この「しなやか」という言葉の美しさ、いえ、その「強さ」を知ったのは、大学受験に失敗して、予備校に通っていた頃でした。